台風が来るぞーーーーー
と、世間はわりと大騒ぎのようだった。迷っていたけれど、ヤマトさんも集荷は明日にしたいとのことで、今日は出勤せずに家で仕事をすることにした。
急遽タスクを変更し、9月に発行予定の「生活本」のゲラ読みを終わらせること。そしてこちらも同時発行「ふし日記」の原稿を進めることに決定。
ゲラチェックは終わり、一応返しはしたけれど、何かしら見落としがあったような気がして不安も尽きず。ふし日記の原稿は進展なし。見事になし。
ロクでもない本を読んでしまい、その文章から滲み出てる「面白いこといっちゃった感」がどうにも自分と重なっている気がして、ゼロから書き直さないことには(追加分のほうね)気が済まなくなってしまった。もうダメだ。
今スケジュールをチェックしてみたら、23日までに原稿を克子に渡さなければならない。しかもこのスケジュール、自分で作った。もうダメだ。
先週末の展示会の作品のページアップ。告知。インスタストーリーをPCからできないか色々と試みたけれど、やっぱこれもダメ。リンクは貼らず、もう画像だけストーリーにアップするだけでいいやいいやなんでもいいややらないよりマシだろうと開きなおる。PCからもスマホからも同じように投稿できるシンプルなTwitterはやはりすばらしいと再認識。自分の物でも何でもないのに(もはやTwitterでもない)やたら誇らしい気分になる。
やらなければならないのに、ふし日記に着手する気は起きず、今度は「夏のうちに......」などと理由をつけてTシャツの入稿データ制作、枚数・サイズなどを整理した。
一体何をやっているのかわたしは......。それでも、なんとなく気が咎めたのだろう、帰京したばかりの克子に架電して「やっぱ縦書きで原稿書こうか?」などと聞いてみる。返答は横でokとのこと。そうか、そりゃ楽だなと思いつつ、まだ着手してない。きっともう今日はやらない。
ふし日記は2013年から1年くらいブログに書いていたものをまとめたドス黒い日記である。2016年に発行してから一度も読み返したことはなかった(つか、家に一冊もなかった)。11年目の今年、友人から借りて再読してみたが、毎日死にたいと思っていたわりには日々人に会っていたようだ。今の方がぜんぜん会ってない。笑える。
今回再販に当たってガッツリ加筆するつもりだけれど、もはやブログさえめったに書かない。書けるのか? 勘を取り戻すために、こうして日記ブログを書いてしまった次第である。意味がわからない。もうダメだ。
窓を開けてみる。うっすら霧がかっているようではあるけど、結局台風どこ行った。逃げたのか。わたし(が原稿から逃げる)みたいに?
ナウ