怒涛の制作期間が終わった。ZINE2冊、Tシャツ6種類くらいか。
そんな中で企画展があり、予約販売があり、リリースも溜まっている。この無計画さ、この性格を恨むしかない。反省して次に活かせればいいのだけど、恨むだけ恨んで「ホントわたしはバカだな〜」で完結する。よって進展進歩前進なしのもうすぐ還暦である。どうなってんだ。でももう急ぐのはやめた。高齢者って動きがスローだし、みんなお年寄りにはやさしいでしょ。なにもかも大目に見てくれると踏んでいる。頼む。
ZINEねえ......こんなにハードかつ赤字なのに、すでに次の本の構想がふたつある。次回こそ計画的に利益を考え......と思っているけれど、どうせ今だけでまた始まってしまえばとっとと忘れてしまうのだろう。自分の首を絞めることには天下一品になってきた。
95人が参加してくれた生活本「4162024830PM」、そして10年前に出した「ふし日記」のプラスバージョン「ふし日記(改)」。
ありがたいことに、たくさんの人が告知してくれている生活本。でもなぜかふし日記(改)の販売部数とほとんど変わらない。製本は倍なんだけどな。昨日文フリ当選通知が来ていた(実は、当選したらしたでなんだか気が重い)ので、早いところ増刷しなければ。文フリ、もう15年以上行ってない気がするけど、みんなが言うように本当に売れるんだろうか。バカ売れするんですよね? ね?
はちみせ「そこらへんの生活展」は昨日終わった。宴のあと。
桜上水では狭めの店ばかりでどこも満席だったので、今回打ち上げは二日間とも下高井戸までだらだら歩いて行った。10分あまりのこの時間が、展示会の中で1番好きかもしれない。解放されたーって感じがするし、1ミリも気を遣わなくてすむ。展示会ではずっと気を張ってるし、なんだかんだで打ち上げでも、(つまらなさそうにしている人はいないかな〜?)って少しだけたぶん気にしてる。あくまでわたしなりに、であって、他の人間と比べたらぜんぜんだろうけど。
打ち上げ後に、「先に出てる! 煙草吸いたいから中華屋の前のあそこにいるね」(最近よく行く中華屋の前の路地裏で喫煙できるのだ)と急いで出ようとしたら、地元民の伊野孝行さんが「中華屋は遠いから交番の横がいいよ」と教えてくれた。我々喫煙者は大変素直に、交番の横で煙草を吸ってみんなを待っていた。
そしたらあとから来た伊野さんに、軽く失笑されながら「交番の横ってそういう意味じゃなかったんだけどな......w(多分横の道を入ったところだったのだろう)」と小さなトーンで言われたけど、雨もパラついていたので移動しないでみんなで続々塊になった。普段喫煙しない人にも「一本ください」とか言われて配ったりして有頂天になっていた。
デイリーポータルでネタ探しに長けている小堺丸子がすかさずピューッと移動して、撮った写真がこれ。交番の横というか、もはや交番だコレ。