昨日は長文を書いたのに、うっかりブラウザを閉じてしまったらそのまま消滅してしまいビックリした。
何を書いていたかというと「距離感」のこと。家のソファでMacBook開くと距離感が掴めない、なんなの、という話から、対人というか接客時のお客さんとの距離感をどうにかしなければなどという流れだった。
ざっくりいうと、60年近く人との距離感なんて1ミクロンも気にしたことないのに、いざ接客となるとむずかしいなあ〜ということだ。嫌われることは慣れているのでそれはそれでいいのだけど、せっかくきてくれたお客さんに不快な気持ちにさせて帰ることのないようにしたいな、とは思っている。それにはやはりまずは敬語なんだろうけど、オープン前には気合い入れて「タメ口でしゃべったら1回100円の罰金!」とか言っているのに終わる頃にはすっかり忘れている。というか、開店の瞬間から忘れている。
高校の時寿司屋でバイトをしてから、焼き鳥屋、中華料理とわりと接客していたし、他店からスカウトとかもきたりして接客業に向いていると思っていた。これが自分の店(スペース)となるとまた違うのだろう。
「天皇陛下を前にしても敬語使えなさそう」と言われてきたわたしが今さらそんな......。若い頃はバカでタメ口で厚かましくても生意気で片付けられるけど、こんな高齢者がタメ口では、なんつーか......偉そうに見えちゃうよなあ......。とはいえ、『わたしはバカで底辺でどうしようもないクズ人間です』とネームプレートをつけておくわけにもいかないですよね?
まさかここにきて、人との距離感を気にすることになるとは。めんどくせえなあ。やっぱ接客(自分の店の)、向いてないね。
次の展示では、タメ口でしゃべったら爆発する装置でも作ろうかな。もうそれしかない。
これは先日の西荻