アメリカで行われた野外コンサート「Sasquatch! Music Festival」での感動巨編を、NHKで見ました。
実はyoutubeでは5月末から6月にかけて話題になっていたらしいのですが、いかにも好物のネタだったので私の最も憎む系の体調不良を押して公開します。つまり、私は下痢と闘いながらこの記事を書いている、それを肝に銘じながら鑑賞していただけると幸いです。折々に「ああ、何回もトイレに駆け込んでいるんだな」と思っていただきたい。くれぐれもお願いします。
さて、久しぶりにがんばってキャプチャとりました。要するに気合いを入れて更新するってことです。しかしながら滅多にやらないことを、この、画像加工においては最低ランクのwindowsでやりましたので(しかもフリーソフト)疲労困憊。しかも今日は検診でバリウムを飲まされたうえにアクロバチックな体位をとらされ下剤も強要されるという屈辱デー。さっきは正露丸4丸というこんな衰弱した体力と精神をもってをもなお更新したい意欲に駆られた、駆られさせた張本人、ダンス男を紹介します。
ライブ会場に友人と訪れた一人の男性。(スイスだかカナダだかの料理人だそうです)
広い所で一人で踊りたいと人里離れた(離れてません)丘の上にやってきます。
半裸にて、いい気分で踊ってるところを、居合わせたたくさんの人々から色んな角度方面でもって、デジカメや携帯動画に収められます。
ダンスが絶妙にクールなんです。惚れた。意外とポリシーがあるらしく、ミュージシャンが変わるたびに動き(もはやダンスと言っていいものかどうか……)も変化するのである種のプロフェッショナルだと思います。
なにかやってるとしか思えない、連続でんぐり返しもご披露。この際ですから下った腹で正直に申しますと、ダンスの下手な人に弱いのです。くねくねしたド下手な、自由きわまりないダンスをする人を目の当たりにすると思わず飛びつきたくなります。トイレに連行してヤリたくなるレベル、といえばご理解いただけるでしょうか。
bootsyが来日した時には、彼の腰めがけてタックルしたことは末代へ自慢します。セキュリティの関係上、トイレ連れこむのは断念しましたが。
何人か、見る阿呆から踊る阿呆に加わる人が現れ、そのたびにダンス男は抱きついたり局部をこっそり御開帳したりとヨロコビを全身で表現するわけですが、このモスグリーン男の登場から事態は急変します。
あれよあれよとはまさにこのこと。ダンス男絶好調です。このまま喜びダンスで絶命しても本望でしょうね。
ええと?どこ?
はい消えたー!(これがわかる人は40代だね)
中央で泡吹いていてもわからないレベル。
中央でバリウムと下剤飲んでてもわからないラベル。
もはや踏みつぶされていてもおかしくない。
アー疲れた。
ではやっと、その一部始終をご覧ください。ちなみに去年は軽くイケたのに、今年のバリウムは本当に飲めなくてひとくち、口に含んではバリウムの入った容器をにらみ、一口飲んではガラスの外のレントゲン技師に眼を飛ばし、文字通り「苦行」でした。本気で途中でギブアップしようとしたんですが、脳内で「こんなのに断念する私かっ!」という、もう一人の私の喝が響き、我に返りました。最近、もう一人の私が時々出現するので油断できません。でも最後に「もういいです。もういいです。そこに(バリウムボトルを)置いてください」とマイクを通して技師がおっしゃいましたから、ふた口分くらい残すことに成功した。
じゃあやっと、ダンス男の感動巨編をご覧いただきましょう。(本当は、そのあとカイヤを見たこと、けっこうデブだったことを書きたかったのですが……)
YouTube - Sasquatch 2009 Dancing Man Party Original Audio 一人で踊る彼を堪能したい方はこちら
YouTube - Dancing Man and Santigold