残暑見舞いはこの馬でいくつもりだったけどやめました。「この画像をナゼ……」のアナタの目は節穴ですか。ピンクのTバックが目に入らんか。
--->小中の友だちとは大勢で会うことは滅多にないのですが、それでも集まると私はグダーデレーとなって、「ああ、もうだめでもいいや。いいやいいや」って気持ちになる。ということは私はふだん、だめではダメだと思っているってことで、そんなに私は毎日、気を張ってかっこつけてんのかー。
みんながだめ人間の私を認めてくれて甘やかされると、どんどんつけあがって歯止めが利かなくなる。とても居心地がいいんだけど、そうも言ってられないなーこんなしあわせな状態はたまにだからいいんだろうなあ、と思った。
--->私は小学校二年で引っ越したその日から中学卒業するまでの7年間、追いかけっぱなしの男がいましたが、いつも相手にされたりされなかったりで、その間、他の男子にうつつを抜かしたりしていました。
そういう時は、異常ともいえるモーレツアタック女で、恥ずかしいとかフラれたらどうしようととか思ったことが一度もない。頭がどうかしてたんだと思うけど(今もですが)とにかく、直球でいやがられても「いやそんなはずはなかろう」と自ら飽きるまで突進していました。
コクるとか、そんなヤワなそんじょそこらのアタックではありません。毎日大勢の前で告白宣言するわけです。全校朝礼とか、壇上とかに立って。毎日家に押しかけ、二階の窓から不法侵入して我がもの顔で待ちかまえたり。どう考えてみてもキチガイです。これで嫌われないと思わない方がおかしいのですが、当時はカケラも気付きませんでした。
今思えば、ここまでおおっぴらにされると他の女子が手を出せない。しかも小中のバカ男子です。よって「仕方ねえな」ということになり、私の勘違いに拍車がかかったのでしょう。
えーとここからが本題なんです、すみません。
ひとつ上の先輩でバスケ部のキャプテンがいました。天パーでしたがめちゃくちゃ人気者で、冷静沈着、人望も厚く、あんまりしゃべったことはなかったのかもしれませんが、とにかく私は彼にホレ、ターゲットに定めます。
なんだかんだでとうとう私の強制動物園デートに「うんわかった」と言った翌日、浮かれた私はデートの予定を決めるという名目で、体育館ウラにムリヤリ呼び出すことに成功。そんで部活後にやってきた彼は、開口一番こう言いました。
「気象庁によりますと……(週末の天気がどうのとかなんとか……忘れた)」
私は走って逃げだしました。だって「気象庁によりますと」なんて言葉、テレビ以外から聞いたことなかったからです。ぶったまげました。
今思えば、「気象庁によりますと」と語りだす男もなかなか面白いと思うのですが、中学生の私には早すぎました。ヤるのはいいけど、気象庁は早すぎる!それから彼は気の毒にも「気象庁男」と呼ばれることになるのですが、私はまた、7年間男の動向に躍起になってそれどころではありませんでした。
今どうしてるかなー。気象庁によりますと、とか、まだ言ってんのかなあ……
--->北島康ちゃんには、おばちゃん、泣けました。強いけど強がりで必死にがんばってきたねーと頭をなでてあげたい気分。ところで五輪コラムは
フモフモコラムが一番です。