先日紹介した同人誌版「
小学生映画日記」は、文学フリマにて、開場2時間で完売だった模様です。
執筆をご依頼いただいたときは、私自身、映画に明るい方ではないし、一瞬ためらいました。
それでもやはり、マーリーさん初の同人誌という記念すべき第一号に私の名前が載っているときっとうれしいと思い参加させていただきました。
そんでやっぱり寄稿して良かった……マジ、うれしい。
私が書いた、「映画館初体験エピソード」についてはまったく満足していませんが、なにしろ本の内容が良かった。編集も装丁もコンセプトもいいけれど、やっぱりマーリーの、当たり前だけど驚くほど率直な意見が、汚れきった大人の目からみると実に感泣もんなのです。
予備知識もほかの批評などの雑念もなく、真っ白なゼロの視点で観る映画、これこそがむしろ信じるに値する「映画の感想」だと本気で思いました。
私だって、誰の評価も気にせず、なんの先入観も情報も思い込みもない気持ちで物事をとらえたり(誤字脱字いい間違いをてんで気にせずググって確認したりせず)発言したい、してるはず、と思ってはいるけども、すでにそう思うことこそが薄汚れた大人の考えであるととうに悟っています。もうー開き直った!
なので世の批評家は、一度マーリーさんの映画日記を読んでみるといい。
「完売じゃねえか!」
と思ってるそこのあなた、ブログ「
小学生映画日記」もありますし、あまりのフィーバーぶりに再販の予定もあるそうです。(告知はまたの機会に)
またマーリーさんによる最後の「あとがき」が絶品です。食べモノだったらペロリと食べちゃうレベル。
再販の予定があるようなので詳しくは書けませんが、とにかく、「子どもって偉大だ」って胸が熱くなる。抱きしめてほっぺにバカスカキスしまくりたくなりました。
もう……こうなったらやっぱり息子の嫁に!いや、婿養子でもなんでもいいですっ!