気合を入れたつもりがちっとも入ってない例のやつですが、初日は忘れました。

観覧に来てくれた友人らと日本シリーズ観戦しながらの打ち上げ後、原宿の路上で謎の円陣を組みました。頼みこまれたのでヨヨにはキスをした。

物販していた左右のTシャツがかっこよくて、ほとんどのメンバーが買って着ていたのでスタッフTシャツみたいになってました。ちなみに私のTも左右のオリジナルです。

坂本渉太、さかもとちあきご夫妻。2人とも天使みたいでした。

ほかにも友人知人でお越しいただいた方々、写真はおろか、忙しそうだったからとお気を使わせてしまい挨拶もできなかったみなさん、ありがとうございました。



ワイルダー宮部です。大変よくがんばりました賞のメダルをかけてあげるよ。


1番出番がないにもかかわらず、ド真ん中を陣取る土屋です。これ、何をしているところかというと、「もっと撮れ、何枚も撮れ、連写で撮れ」とカメラマンの明田川さんを脅してるところです。

では後列左から……。

よシまるシンさん、美術宣伝でもめっちゃいい仕事してくださいました。あの狂気で知的なパンフや作品を生み出す方と同一人物とは思えない温厚な方で、完全に役に入っているのに自然体にみえるという稀有な存在でした。宣伝活動も熱心にしてくださって、いつも即レスだし、お忙しいはずなのに頭が下がります。受けたからにはナニゴトも全力でやるからこそ今のよシまるさんがあるんだなーといつもチラ見してました。

トチアキタイヨウさんは現場監督のようなめんどくさい業務もしてくださっているのですが、なにより今回も舞踊家として本領発揮でしたよね。モーレツなファンがつくのもよくわかります。トチアキさんの言うことならうん、まちがいないなっていう存在なんですね。今回トチアキさんを操る人になれてよかったなー。トチアキテーマソングが流れた瞬間に笑う人がいたのもおかしかった。鉄板です。

7Aちゃんはアーに欠けてる唯一のKAWAII部！　リタ・ジェイさんにも「あのかわいい子はなに？ なに？ 誰？」と訊かれました。でもですねー、かわいいだけじゃないんですよー。長セリフもきっちりこなしてます。去年借りたコスメを覚えていて持ってきてくれたり、ついでに化粧をしてくれたり、お菓子は一袋一気に食べてはいけないのですと教えてくれたり……と、意外としっかり者でもあるというのが今回の発見でした。

八木光太郎さんは素晴らしい役者さんでした。あー！ これが役者なのかーとボケーと眺めていた感じです。無のシーンさえ、彼が演じると大爆笑にしてくれるんです。本当に安心感があって、最後はなにもかもおかしかった。笑うシーンの直前からイチ観客として笑ってしまっていた。そのうえどういうわけか、かわいい（’私好みの）グッズや服を持っているのでいつもチェックしてました。


連写直前の待ちかまえるの図

スミさんはズルいですよね。しれっと覚えてきて、しれっと演じるのにめちゃくちゃ自然体だし、なにか発するだけでも笑える。そして声がいい。ラジオやってるくらいだからなあ……。いつも「ずるい！」と思いながら見てます。たぶんぜんぜんズルくないんだけど、そう思わせるオーラがあるのがまたズルい。今回も夫婦役でうれしかったです。

古賀さん、今回はじめてだったし稽古でもあまり顔を合わせることがなかったんですが、まるっきり古賀さん素のままで演じててさすがだと思いました。やっぱりデイリーでプープーテレビとかやってるから、撮られる、見られるってことになれてるのかなあ。そしていつでもフォトジェニックなので舞台でも栄えてました。楽しかったね！

藤原はあいかわらずの藤原なんだけど、もしかして演技としてうまくなってないか？　と思いました。個人的には棒読み役者として日本の演劇界を牽引していってほしいです。気がつけばいつもそばに藤原がいる、そんな存在だけど私には意外と手厳しいことでわたしの中で有名です。「これでもいいかなぁ？ ヘンじゃないかなあ？」と彼に訊くと、色メガネで物事を判断しないし感情で答えない。お世辞も言わないので、もしかしたら一番信頼できる人物かもしれません。

宮部は真っ赤なルージュと爆発系ヘアスタイリングでいきなり本番でワイルダーになりました。本当にいろんな顔を持つ女優です。シリアスからキチガイまで、女子大生からおばさんまで、なんでもこなせる役者魂……。いつもアーやメンバーのことを考えて、進捗を気にしていたのが今回は印象的でした。稽古のあとにチャリを漕ぐうしろ姿を眺めながら、おかーさんのように「がんばれよ～」と密かに応援していました。心の中だけの応援で、手も足も出さないところが人間失格です。彼女は演技に夢中なあまり、いまだに彼氏ができません。みなさんよろしくお願いいたします。


メチャクチャな集合写真になる先陣は私だった模様

前列左から。

左右の桑原さん。肌ツヤ娘です。稽古場ではじめて演技を見たときと二回目とでは雲泥の差だったので驚きました。やはり音楽をやっている人はカンがいいのでしょうか。成長がマッハで赤子のようです。一輪車の演技もナゾのコンダクターもむずかしいのに短期間で見事にモノにしていました。左右のお二人はミニライブもやってくれたんですが、それがめちゃくちゃかっこよくて、本人のゆるっとした雰囲気からキョエエエーと豹変するのが驚異でした。ぜったいライブ行きます！

左右の花池くん。たまにプープーテレビを見るので存じていましたが、少女マンガから飛び出してきたような風貌で、古賀さんと私はメロメロでした。映像や画像より、リアルのほうが100倍クールです。彼も二回目の稽古からいきなりドデカイ声を出していたので別人かと思うほど。やるときゃやる男って感じでしたね。足が長いしメガネだしズボンにシャツインなのにぜんぜんダサくない。つかかっこいい。流行を一切追ってない感じがとても好ましい青年です。

トリプルファイヤー吉田くん。先述しましたが、「吉田くんも出演するから！」ということをエサに大北にまんまと釣られた私ですが、想像以上に吉田くんでした。あのままいくと演技なんてやれんだろうって感じなんですが、きっちりこなしていたので音楽もそういうことなんでしょう。演目のラストに「おとーさーん！」と叫ぶシーンがあるのですが、哀愁があって、コントなのに毎回ジーンときていました。私の予想が外れたのは1つだけ、吉田君はかなり賢いぞ？ ということです。彼らの音楽もメタクソ好みで今日本で1番好きかもしれません。「ファンだったけどもう飽きちゃった」と言ったのはツンデレです。今でも大ファンです！

郷田明希ちゃんは整った顔面と低音ボイスがめちゃくちゃ魅力的なんですが、それを生かした演技は圧巻でした。打ち上げに付き合ってもらった天久聖一さんも「彼女、いいねー。とくに声がいいねー」と言ってました。黒目がちの瞳でいつもまっすぐに人を見るので、薄汚れた私などどぎまぎしてしまうのですが、正しい姿勢で真摯に演技に取り組んでいるって感じがすばらしいなって素直に思っちゃった。いつも髪の毛をひとつにまとめているのですが、一瞬だけハラリと髪をほどいたときの色香にドキッとしました。これがウワサのギャップ萌えってやつかな。

で、大北栄人です。栄える人と書いて、シゲト監督です。ドッカンドッカン笑わせて、さぞかし調子こいてることだと思いますが、そのままこきながらまたよい作品を作っていただきたい。そしてこんなチャーミングきわまりないメンバーといっしょの時間を過ごさせてくれてどうもありがとう、本当におつかれさまでした。

明日のアーvol.3『日本の表面』感想まとめ
笑いはねー、世界を救うかもしれないよねー。


ではではではTwitter抜粋ネタに。
はぁ。