TEAM廃墟が5年にわたり、追跡してきたエロ本小屋。小屋は、その「主」の手による膨大な「切り刻まれたエロ本(そのほか)」によって形成され、魔界空間としてひっそりと存在してきた。
ニッポンの歩き方のhihoさんから、「エロ本小屋に、ただならぬ動きがあったようです」とご報告いただいたのが7月の初旬。そして今日、「エロ本小屋、終結」と悲報が届いた。この一行に、hihoさんの衝撃、悲しみの深さがうかがえ、私は直感で、予想していた不法投棄ではなく、ああ、終わったんだな(主が)と感じた。死して「エロ本小屋」の主は、「神」になった気がする。まあ紙とは、きってもきれない間柄ですし……。
エロ本小屋の存在を知らない方は、まずはここから導入のこと
エロ本小屋(TEAM廃墟内)彼は多分、アイドルも巨漢もストッキングも下着もナプキンも尿パットも、そして、それらを切り刻む行為そのもの、そのすべてがエロだったのだろう。食うものも食わずして、日々エロに打ち込みエロに対峙した。莫大な財産を切り刻むことで、カタチとして後世に残すことを拒んだ。私が神として崇めるのはここに理由がある。
そして、エロも好きだがコーヒー牛乳も好きだった。エロ好きでコーヒー牛乳好き……。あれ?あたしじゃん!いずれ私が死んだとき、あの世で熱く語りたいと思う。
■
エロ本小屋、終結 1/2via
http://www.chowchow.gr.jp/