ほへえーーー
ほへえーとしたいんですね。
体調・イカタコ本制作・金銭的な理由で " ほへえー " とできるところに行く余裕はこれっぽちもないはずなんだけど、だからこそ、ほへえー場にあー行きたい。
いっそのこと家の中を海にしちまうかな。水漏れで苦情がくるかな。ほへぇーどころじゃなくなっちゃう!キョエーーになっちゃうーー!
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ところで去年の今日、ばあちゃんは死にました。
いわゆる命日というんですかね。なに命の日って。ね、もう命ないじゃん。
あの日もこーんな暑い日でした。アイスノンみたいに冷たいばあちゃんの頬に弟がキスをして、私が一般でいうところの死体に抱きついたまま泣き寝入りしている写真を息子に撮られてTwitterにUPしたところ、オトンから
感動した!とメールがきました。直後、オカンが知ったら大変だから即刻削除するようにと言われました。なんなの。
火葬場からガラガラと運ばれてきた人間の骨は、ばあちゃんじゃありません。ただの骨ですね、こりゃ。
もうばあちゃんじゃないなコレ
と思わず口にすると、叔父にヒジでド突かれたのでウケて笑っていたら涙がでてきましたね。なんだろね、アレ。笑い泣きなのか悲しー涙なのか、ちょっとよくわかんなかった。ただ、
いつのまに黙っていなくなったんだぁーー!
これちがーう!ばあちゃんなんかじゃないじゃないか!
という気持ちできちんとバイバイできなかった悔しさは強かったです。
私は島根県というド田舎で祖父母に6才まで育てられ、高校や大学生の5人の叔父らにめちゃくちゃ甘やかされていましたからこんなにワガママ三昧になったのかもしれません。
両親によって東京へ拉致されたのは
動物園があるよ
という甘い一言です。
ほんとに?どうぶついっぱいいる?いっぱいいっぱいいるの?
私はただ単純に、動物園に行くんだというヨロコビでいっぱいでしたが、それきり島根で暮らすことは二度とありませんでした。ガキンチョだからといってナメたマネをしてくれたものです。だまされた!と思ったかどうかは記憶にありません。ただ島根に帰りたい一心です。
動物もたくさんいたし、毎月のように上野動物園に行きましたが、人間という動物らしきモノもいやになるほど沢山いました。
10円玉を2枚握りしめ、京王線の線路を延々と歩いたことだけはよく覚えています。このままいけば、いつか島根県に着くと信じて疑わなかったのです。ガキンチョ、あまいな。
でも遭遇したものは露出狂の珍獣でした。キリンレモンのトラックに乗った兄ちゃんです。もちろん巻いて逃げましたが、さすがトーキョー。今思えばけっこうデカめのブツをお持ちのキリンレモン珍獣でした。
あれ。話はチンコにまでそれましたがそれさえもばあちゃんは許してくれることでしょう。私が勝手を申しましたらすべて祖父母や叔父たちのせいにして大目に見て頂けると幸いです。私は悪くありません。潔白極まりないです。おまけに純潔です。よろしくおねがいします。
ばあちゃんはもういません。私の心の中にいます、なんてことは言うわけない。どこにもいないんです。お墓にも仏壇にもいない。千の風にもなってない。いないったらいない。でも、思い出すことはできる。
今日はそれを、実感する日。
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子ども用の拘束衣
な、なんのために!?
これ着てこんな笑顔見せられても......
Straitjacket and Other Control Toys for Unruly Kids
え?
金魚鉢リュックなの?
つかこの服なんなの!?
ネタがないので好きな写真でも載せておきます。
サイコー!