どーもー! 青春やら文春やらやらかしてますか? 土屋遊です。
先日、ロフトプラスワンの『まんしゅうきつこ新年会』に行ったところ、「あとで(2部で)登壇しない?」って言われて、シャーシャーと「うんいいよ」と言ってしまいました。
一部では、急遽「爪切男氏」が司会に借り出されてたし、あいつにできるならまあいいかな……と思ったのと、お客さんの『エロ・ゲスお悩み相談(マジメ相談もあり)』だったので、(それならわたしの出番だろう)と、内心思ったからでした。20年前くらいから、
ファッケロホールという下ネタ相談やってますからね、フザけながらもご相談者の身になってきちんと回答していると見せつつやっぱりフザけていた、という匠の技を持っていますからカンタンだなコリャ、と思ったわけです。
しかし目前に質問者がいるということは、あまりフザけたことばかり言ってられないわけで、わりかし真摯に対応したつもりです。イベント後、わたしの思いが通じたのでしょう、2名の方に「回答ありがとうございました。とても的確な回答いただき自信がわきました! わたしも懐の大きいヤリマンになります!」と言われましたがそれはいったい……。まあいいでしょう。今回は、まんしゅうきつこの「まんしゅう家の憂鬱」出版記念も兼ねていますから彼女の読者の方々が喜んでくださったのならわたしもイチファンとして光栄きわまりないです……。アハハハハー!
まんしゅう家の憂鬱
ここで宇多田ヒカルです。
突如、
復活宣言したヒカルさんです。
ヒカルさんといえば、わたしには苦い思い出があり、彼是10年ほど前に遡りますが当時の日記を掘り起こしてみたいと思います。
この写真が一番スキだなあ~
遠距離虐待です。
オカンがつい最近「宇多田ヒカルの歌のうまさに気付いた」と言い出しました。なにかというと、ゲーム・キングダムハーツ2のエンディングを宇多田が歌っているのだそうです。
「今すぐレコード買ってきて」
と言うのでそんなものは売っていないこと、CDも聴くのがないからムリだということ、そして先手を打って、弟や息子が聴いてる(iPod)のは、アレはラジオだからムリなのですと言っておいた。
どうもラスボスを倒さないとその歌が聴けないらしく、そのために一日に何度も倒して何度も聴いているのだと小耳にはさんではいましたが、まさか電話口でそれをやられるとは……。 ラスボスを倒すたびに、私に電話をかけてくるありさまです。
「ホラッ! 聞こえる!? ホラホラッ! すごくいいでしょー。シビれるでしょー」
と、私がどこにいようとおかまいなし。シビれるか……。 オカン曰く、
「すごい高い声をだしたかと思ったらいきなり低くなるのがすごい」
とのことです。あとビブラートが尋常じゃないといい、なぜかその歌声をマネして聴かせるのですがこれがまた醜い。鳥が絞め殺された時のような声を絞り出すのだからこちとらたまったもんじゃありません。
悪夢ふたたび。
かつて、We Are the Worldを、半年間一日12時間は聴き続けたオカン。私はWe Are the World恐怖症という病にかかり、弟は幼児ながら、全歌手のモノマネまでパーフェクトにこなせるようになったあの思い出……。 さて今日は三回も電話がかかってまいりました。曲の途中で
「今の今の! 今んとこいいでしょ、ビブラート!」
とか言うので油断できません。
「また倒したら聴かせてあげるね」
と言い残して電話切ろうとしたので
「いや、今外だからいいよ、ちゃんと聞こえないし」
と言うと
「なによっ! 親切に聴かせてあげてんのにっ!! めったに聴けないのよこれ」
と怒って電話を切られました。今日はこれで難を逃れましたが明日はまたきれいさっぱり忘れて電話をかけてくることでしょう……。んーもう携帯変えたほうがいいのかな……。
これが遠距離虐待と言わずしてなんと申しましょうか。
過去ログ、以上です。
というかデイリーポータルZで記事が公開されました。
三重県にある300年の歴史を持つ陶磁器問屋がまるで秘密基地のようなワンダー魔空間だったことをご紹介しております。案内してくださったウラ館長の大西さん……おおざっぱにお宝をヒョイヒョイ出されるので、こっちがヒヤヒヤもんです。なんせ真剣がそこらへんの棚に無造作に置いてあるんですからね。機関車トーマスの下とか。本当にチャーミングな方でしたが、「こんなのゴミだしぜったい売らない」とおっしゃる姿に真の矜持をみた思い……ぜんぜん伝わってなくてスンマセン。
べつにおしっこガマンしてるとかそういう体勢ではありません。