2026.2.11
武蔵小金井、せともの市に行く。骨董の器が大収穫で気を良くしてしまい、喫煙所でセールストークされた電子タバコをうっかり買ってしまった。サンプルを吸わせてもらって「こりゃいいな〜」と思ったのだけど、購入後しばらくしたら煙草の余韻で気持ち悪くなり頭痛までしてきた。15分後には、いっしょにいた克子にメルカリに出す決意表明をして、「また失敗したーー!」「いくらで売れるかな〜」「開封しなければ高く売れるかなー」「メルカリでチェックしてみよう…」とずっとウジウジと愚痴っていた。
つくづくわたしは買物がヘタすぎる。しかしこの買物下手なおかげで『買物は怪物』というブログをはじめ、10年もやってきたことが現在のオンラインショップ運営につながっているのだった。怪我の功名といっていいだろうか。ちがうと思う。現在もこの有り様なので。この前もカーテンの採寸に失敗して、レースが床に着いてしまい大騒ぎをした。今では床のほこりを掃除(吸収?)するカーテンになっている。一石二鳥と捉えればいいかもしれない。どう思う? ムリだよね?
電子タバコの件で愚痴りながらポン豆ヤの「判で押した生活」展に流れる。季節の中で繰り広げられるのんびりした生活のアレコレを、判子をメインに版画・雑貨などに落とし込んでいてグッときた。
やっぱりわたしは生活を感じさせる制作物が好きなのだろう。

たしか10年以上前、この場所このテーブルで顔をひょっこり出して撮影した記憶があるので同じポーズで撮影した。当時、ポン豆ヤのなおは写真を見てあのぼんやりとした口調で「土屋さんは写真写りが良すぎる。これじゃ詐欺だよ」と言い放つ鋭さを持っていたけれど、最近はすっかり丸くなってしまっておばさんはさびしいよ。今度会ったら「刺せ! わたしを刺す言葉を言ってみろ!」とハッパをかけてみようと思う。あと、今日初めてコンタクトにしたと言っていたけれどぜんぜん気づかなかった。
2026.2.12
わたしと友人が恐怖の町中華と呼んでいる店が近所にある。店の老夫婦もパンダをやたら推している店内もすこぶる好みではあるものの、なんせ味がひどい。
わたしがオーダーした春巻きは焦げすぎて笑っちゃうくらい真っ黒だったし、友人が注文したタンメンは麺がスープを吸いすぎて溢れんばかりの量になり、食べても食べても減らなかった。でてくるのがかなり遅かったので、我々の推測では出来上がってから出すまで時間がかかったと思われる。かなりのご高齢だ。タンメンも春巻きも、おそらくうっかりによる結果だろう。そいえば彼らは難聴なので、耳元でも叫ぶような声でオーダーしなければならない。
恐怖の町中華のことは視野に入れないようにしていた。そそられるんだけど、さすがにおいしくないとわかっていて行く勇気はなかった。
ところがその話を何回か聞かされているスタッフのヨヨが「肝試し的に行ってみたい」と言い出した。わたしたちは一瞬の躊躇もなく、というかむしろ大喜びで行こう行こうと勇んで向かった。友人もわたしも、避けていたけれど実は再訪したかったのかもしれない。
老夫婦の難聴はさらに進行したようだった。入店後、常連らしき人が厨房まで行ってバカでかい声「お客さん来たよーー!」と呼びかけてくれたので、その後はわたしたちもそれに倣った。
恐怖と期待でオーダーしたけれど、ふつうにおいしかったので拍子抜けしてしまった。あまりにもフツー。可もなく不可もなし。我々はずっこけたといっていい。前回のひどさは一体なんだったのか。
単品の千切りキャベツだけがビジュアル的にいい味を出していた。

「千切りってこれでいいんだ!」と、なんか勇気出た。そしてウサギの飼育員やってたこと思い出した。
我々はこの町中華に一体何を期待していたのかというか期待しすぎていたのか。
2026.2.13
明日からはちみせで開催の「三角トライアングル」設営日。ハギーKが登場から最後までずっと喋っていてそれを聞くのがすこぶる楽しかった。終わって『たまもの』に行き、展示の成功を前祝い。なまこ酢がメニューにあり、水尻自子さんが「ほら、遊さんの好きななまこだよ なまこがあるよ」と目を輝かしていた。これもまた怖いもの見たさの一種だろう。(彼女はなまこが苦手らしい)
2026.2.14
「三角トライアングル」初日。まだスタッフも作家もいないオープン前のベランダで、店内を撮るのがわりと好き。

いろんな人がきてくれた。AZS
恐怖キャベツ(老夫婦)中華に行きたいとハギーが言ったのだけど、もう恐怖ではないのでやめておいた。大勢の時によく行く「旨い、安い、早い」下高井戸の中華に行くことにした。はちみせの外に出たらさっき帰っていったやまうちたかしさんが駐輪場にいたので強引に誘う。
ここの巨峰カルピスが濃厚で、甘いもの大好きなわたしはお気に入り。この旨さについて力説していたら、オキミこと八重樫王明さんが「次はそれ頼む。次はそれ飲む」と意気込んでいた。韓国ドラマも飲み物の趣味も、そしておやつの好みも彼とは合う。けれども毎月旅行に行っているオキミに、ヨヨと「一緒に旅行行こう」と誘っても速攻で断られる。アテンドしてもらおうという下心が丸見えなんだろう。