4月の19日、
神田ぱんが、へその緒のついた子猫一派を(やんごとなき理由により)引き取った。
世にもたくましい猫育ての一部始終は彼女がブログで公表している。(里親は全員決まりました)
手乗りネコ!
哺乳瓶ネコ!
へその緒のついた子猫を育てるのは、容易なことではない。一夜にして突如3匹の猫の母となった神田ぱんは、昼夜問わず、3時間置きの授乳と病院通いに明けくれていた。献身的な育猫、その成果のお披露目にと、ついに解禁の日がやってきた。どうだごらん頂こう、立派に彼女の口くらいの大きさに成長した。
まだまだ一飲みできそうなサイズ。
玄関へ入るや否や「手を洗え!」とどやされた。こんな迎えられ方ははじめてだ。大事そうに(そうとう得意げに)子猫を抱える神田ぱん。
首絞めをそっーと背後から凝視しているのは「職業・猫ストーカー」こと
浅生ハルミン。近々、原作の「私は猫ストーカー」が映画化されるそうだが
(予告編)、さすが、立派なストーカーぶりだ。気味が悪い。
神田家次女のカオも、子猫一派の第二の母として大活躍。その煮えたぎる熱い思いをいつまでも語っていた。育児シュミレーションを経験したので、いつ子どもが生まれても安心というものだ。(写真の子猫はすでに里親が見つかっています)
5人家族に溺愛されて育った猫たち、人懐っこさはハンパじゃない。ただし、たいしてキョーミもないのにのこのこ参上した
山口マナビさんには、この有様。ヒャーッハッハッハ!
二言めには「えらいねーりっぱだねー」と心にもないセリフを吐くので有名なマナビ氏。この日も、子猫が走っただけでつい「えらいねー」と口走ってしまい墓穴を掘っていた。あいかわらず心がない。
子猫たちは、本当に指チュパチュパが好き。三匹が絡まるように家の中を探検して遊びまわって、今度は「ご飯催促」の指チュパが始まって、次にご飯、そして……
やっぱり三匹揃ってゴーカイに寝る。そしてまた遊ぶ>指チュパ>ご飯>寝る、の繰り返し。
そんな彼らの様子を……
乳母の苦労を知ってか知らずか、母親らしきノラ猫が、勝手口から神田邸を勝手に訪問し、勝手に土足で踏みちらし、あるときはカウチを陣取り、勝手に人んちのご飯を食べて勝手に闇夜に消えていくのが最近の勝手な日常。はたして勝手な彼女は、三匹のママなのかどうか?真相は永遠に闇の中だろう。
ただし、私の持論で行くと、仮にこのノラが母猫だった場合、次の出産時もかならずや神田家に世話になることと思う。毎年、「またあそこんちに育ててもーらおっと」という、なんとも調子のいいツバメ夫婦の育児放棄を、私は身をもって経験済なるのである。ヤツらは故意に巣からヒナを落とし、我々人間に育ててもらって、最後、巣立ちという美味しいとこだけサラリともっていくのだ。
寝床(押入れ)から、寝起きの子猫ちゃん。このラブラブ光線は20分近くにも及び、私は気が狂ったようにデジカメのシャッターを押し続けることとなった。
前日、一派にあれだけ嫌がられシカトされ続けた
マナビさんだったが、一夜明けたら猫たちは揃いも揃って異常行動にでた。彼の胸やヒザに、集っているのである。その親密ぶりはハンパではなく、子猫たちはなにか憑依されているようにも脳をコントロールされているようにも見えた。私はその様子が視界に入るたびに、いやまてよ……もしや寝ている間に、なにか"まじない"でもかけたに違いない。それともこっそり自分にマタタビを振りかけたとか……とにかくストレートには納得しがたく、原因究明に躍起になっていた。あえて写真は撮らなかった。一生の自慢にされても困りますからね……
神田ぱんのブログ(今なら育猫日記が見られます)私が撮った写真を、フリッカーにまとめましたほかにもYoutubeに、動画をアップしています。