4年ぶりに台湾に行った記録のため、4ヶ月ぶりのブログ。
そして帰国後4日目である(書きはじめた時は)。
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わたしにとっては2度目の台湾。
1度目には得られなかった「この旅でわかったこと」が多い。
台湾の印象以外にも「気づき」を得た。
とりあえずまとめてみる。
ダラダラ歩くと歩数にカウントされない
わたしの万歩計の歩数は、毎日皆より2000歩近く少なかった。
4人で朝から晩まで同じ行動をしているのにどうにも解せない。
初日は(なんなんですか)って思ったけど、途中で
「わかった。土屋さんはダラダラ歩いて上下運動が少ないから、歩数がカウントされないんだよ!」
わたしは
「脚が長く、ストライドが広いからでしょうね」
と思ったけれど、誰も納得してる様子はなかったので多数決でダラダラ歩きが原因ということになった。
ちなみに台湾参加者は同級生2人と克子、わたしの4人での旅だった。
同じ年代なので、健康サプリの話になるとみんなの澱んだ目が輝きだすことも気づきのひとつだろう。
早餐店(朝ごはん屋さん)で案内されたイートインがイートアウト
02:
高瀬克子はわたしよりも大食いだった。2倍は食べていた。
大食いに関しては、そんじょそこらの女には負けないと自負があったが完全に敗北だった。
まちがってライスまでついてきたチキン丼の米部分を丸ごとあげたらペロッとたいらげていたし、朝ごはんは2回食べるし、サンドウィッチとか買い食いしていたし、夜市でさんざん食べた帰りにお弁当買ってホテルで平らげてたしとにかくすごいなあの胃袋。
台湾編
01:
わりと他人を気にしないお国柄では......?
バスの移動メインだったのだけど、これがよかった。
運転手さんが基本ダラけている。
一応Yシャツらしき物は着ているけれど、タオルを首からかけ、第2第3ボタンくらいまで外している。
我が国では帽子の着脱にまで文句を言う人間がいるらしいが、そういう輩は台湾国民の爪の垢を煎じて飲んでもらいたい。
この寺院を出てタクシーを呼ぼうと言う友人に
「ちょ、ま、まだサグラダファミリアまだ行ってないじゃん!」
って言ったらここがソレだった
細部の造形が見事。清水厳祖師廟
運転手さんのフリーダム感たるや。
停留所でトイレのためどこかの店に飛び込んだり、客待ちしてる時すぐ隣でタバコ吸ってたり、お札で払おうとしたら「もう金いらないからとっとと入って!」って指示されたり、急ブレーキ急発進、運転の荒さがピカイチであった。
乗車したら猛スピードでどこかに掴まらなければならず、アトラクションクラスのスリリングで、腕や脚に力が入るたびにニヤニヤ笑ってしまった。あれ、ちょっとした筋トレになると思う。
今回は地下鉄移動が少なく、若者の街にもほとんど行ってないこともあり、市井の人の服装がてんで人目を気にしない風でこちらも好ましかった。
老若男女、サンダル・短パン・タンクトップが多いからそう見えるというのもある。住宅地、市場の人たち、観光地のお店の人たち、関わった人々が皆、生活感丸出しだった。日本でいうと、下町の玄関先とか、深夜のドンキにパジャマで来ちゃったカップルとか、そんな感じだ。
外食文化で早餐店(朝ごはん屋さん)が多いということも関係ある気がする。ご飯食べるのにいちいち着替えてはいられないだろう。
街中で見上げると、だいたい茂っていて
「どゆこと?」と思うことも薄れていく
街中の路地で煙草を吸っている人が多い点は4年前と変わりなかった。飲食店の店先、コンビニの前や道、その喫煙風景を目にして怪訝な顔で通り過ぎる人もまず見かけない。これは賛否両論あるだろうけどもちろんわたしは気に入ってます。
他人の目を気にしない、気にならない街。言葉は通じないのにこの安堵感。これは中野駅周辺にいるときの気楽さにとても似ている。
そうそう、まったく言葉が通じなくなってました。この4年の間になにがあった。
メチャ流行ってるかき氷屋
(の、隣の!)
親子でやってるかき氷屋さんにて。
中学生くらいの息子が乗っけてくれたパンナコッタ
02:高い!
別に発見ではないけれど、昨今の円安が影響して4年前と比べて何もかも高かった。
「円安だからね〜」
とわりと覚悟して飛んだつもりだけど甘かった。
初日の夜、滞在ホテルのウラにあったカフェバーでパイナップルジュースを頼んだ。すこぶるおいしかったので友人とお代わりしたのだけど、会計後に円換算した我々は戦慄してしまった。
パイナップルジュースが1,500円もするのである。2杯飲んだから3,000円じゃないか。ケーキも食べた。もう考えたくない。
わたしの印象だと、台湾のジュースは100円くらいの認識だったのでこれは驚いた。
幸か不幸か初日にこの洗礼を浴びたため、我々と言うかわたしの財布のヒモはギュッと固結びでしまってしまい、仕入れ旅行の予定がけっきょく何ひとつ仕入れずに終わったのであった。
ほかの友人らと違い、わたしはいっさいのお土産を買わない。買うのもめんどうで時間のムダだと思うタチで、もらうのも嫌いである。
4万円両替したのに最終日まで現金をほとんど使っていなかった。
コンビニにはたくさん行ったけれど、台湾のSuicaみたいなヤツでほとんど済ませるし(そういえば1枚途中で無くしたんだった! バカにもほどがある!)、唯一自分用に買った骨董茶碗は、どういうわけかうっかりクレカを使ってしまった(この行為が大失敗だった)。
財布の中には現金がたくさんある......。なぜあの時クレカを......と思いながら最終日ギリ、空港で急に焦ってしまい、大して好きでもない「からすみ」を(高いから)という理由で買ってしまったのである。完全に魔が刺した。
カットするのがめんどくさくていまだに冷蔵庫で待機している。
今うちにきたら8,000円超えの「からすみ」が食べられます!!
でも自分でカットしてね。
何もかもパイナップルジュースが悪い。
いや、円安が憎い。
大変役立った桃園ブック はちみせで全員買いましょう! ーーー
大正解だった飴。
三峡老街の飴屋さん卓師傅(と言うお店だったと思う)の糖葱
しっかし楽しかったですね〜。
また行こうーーーっと。