あたりまえのことですが、思えば年代によってさまざまなコロナがありますね。
友人の息子さんが、高校三年生ではじめて外部を招いて文化祭を開催したとのことで、ハッとしました。
今3歳のキッズたちは、人の顔イコールマスクが当たり前の世界。
修学旅行に行けなかった学生たちもきっと多いはず。
新社会人でリモートワークの方も多く、同僚の顔を知らないなんてことも……。
年代だけじゃない、職種、環境、さまざまなコロナ禍があると改めて思いました。
コロナはバッドニュースばかりが目立ちますが、ひとつだけ、わたしが心底「知ってよかったなー」と思った記事があります。
水族館の魚たちが、人に見物されなくなり、寂しさのあまりふさぎ込んでしまったニュースです。
休館が続くなかで魚たちは、人間でいうところの"うつ病"のような症状がでていたそうです。
わたしは小さい頃から今まで、水族館や動物園にいる生き物たちをずっと気の毒に思っていました。
こんなんじゃバチがあたる、人間は、見せ物にされた動物たちにいつの日か仕返しされる……その時はまっさきにこのカラダを差し出そう……そんな妄想まで固めていました(今思えばウケる)。
ですがこの件で
・魚たちはいがいにも楽しんでいたのかも?
・悲観的な人(魚)生じゃないのでは…
と気持ちがシフトしています。
人間の都合で水族館に入れられた魚たちですが、わたしもまたわたしの都合で、勝手に「かわいそう」だと思っていたんですね。
そして先日、さらにほんわかなことを目にしたので、みなさんにもシェアしますね。
野生では寿命5年のウォンバットくん、飼育下ではストレスが少なく25年も生きるんだそうですよ。
ガセかな?
って思ったけど今確認しました。
正確には、平均
野生 5〜15年
飼育 15〜25年
アメリカの動物園では最長34年7か月……。
安心してください!
本当でした!
自然の生態を学ぶ(そして大切にする)ことに対して、動物園も水族館も大きな役割を果たしています。
とはいえ、どうしても、
「人間が勝手に彼らの運命を決めるなんて……」
という気持ちもまだ少しはあります。
でもですね、水族館や動物園で働くスタッフのみなさんは、少しでも動物たちの負担・ストレスを減らすために、頭を使い、神経を尖らせ、身を粉にして働いています。それはわたしとて知っていたはずです。
「かわいそう」というセリフは口でカンタンに言えますが、それって献身的なスタッフ方々の愛情に対してあまりにも、あまりにも失礼だったと猛省しています。
あーーーーー
もっと早く知っておけばよかったーーー!
でも今でもわかってよかった。
@83メルマガより