2025.9.3
電子レンジで温めたらパックが歪んで現代アートっぽかった。歪みパックコレクションして写真集出したらそこそこ売れるのでは!? と一瞬ブチ上がったのだけど、同級生に「アソビが『これは売れるどーーっ!』って作ったものってだいたい売れないよね」と辛辣なことを言われたのを思い出して一気に熱冷却。

ありがとう。辛辣友よ。
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今日の夕焼けはなかなかだった。ホームの先頭まで行って撮影して、戻ろうとしたら3人くらいの人がスマホを空に向けていた。心の中で「同志たちよ……」と思いながら電車を待っていた。

2025.9.6
はちみせ企画、タブンあなたの知らない世界展の初日。予想を上回る大盛況で接客パワーを使い果たした。
メインテーブルを横にしたほうがいいのでは? ということになり、「屈強男子がいるから今のうちに!」と斎藤潤一郎氏、津田周平氏、ヨヨとわたしでテーブルを移動する中、菊川さんはテーブルを触ることなくヘンテコな動きで皆を応援していた。体育祭で綱引きの時に応援団が近くで「フレーフレー」とかやってるでしょう、あんな感じ。菊川氏の勇姿、マジで動画で残すべきだった。みんなに見せたい。トーヨコの彼女たちにも戦火をくぐり抜けている人たちにも今まさに死のうかと絶望の淵にいる人にもゴミ屋敷の中で一歩も外に出られない人にも塀の中の彼らにも、全人類に見せたい。
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プチ打ち上げの中華屋で、わたしは大好きな干し豆腐サラダのことを「干し葡萄サラダ」とずっと言っていたらしいのだが、皆(間違ってんな〜)と思っていたのに口頭では誰ひとりとして教えてくれなかった。オーダーを取りにきた店のスタッフさんに指摘されて初めて気がついた。これ自分でウケた。ウケすぎて喘息になるとこだった。
皆が「(土屋さんは)干し豆腐サラダのこと言ってんだな〜」と脳内把握していた中で、津田周平氏だけが「干し葡萄サラダというものがあるのか…」と思っていたとのことでさらにウケてしまった。
ちなみに、巨峰カルピスのことも「葡萄カルピス」とオーダーしてしまい、またスタッフさんのご指摘を受ける。
べつに葡萄ラバーではない。それどころか干し葡萄は大がつくほど嫌い。その流れで、とあるレーズンサンド屋さんの件を熱く語ることとなり皆迷惑そうだった。(けど話は止まらない)
2025.9.9
昨晩は月食だった。Twitterのタイムラインには不気味な赤い月がガンガンあがっていたけれど、「今日の月も見てやってください」と呟いてみた。弟は、昨日の月も今日の月も見ているのだろうか。

小学校に上がるまで、祖父母、そして高校や大学生だった叔父たちと島根の益田というド田舎でいっしょに暮らしていた。両親の不在には何の疑問も不満もなく、寂しいと思ったことは一度もない。東京の親元に拉致られたのは小学校1年生の時だ。「動物園があるよ」と言われて「それなら」とほいほいついていってしまった。それまで日本の古き良き生活習慣の中で育ち、祖父母や叔父たちに溺愛され、まさに姫扱いされてきたわたしは一気に奈落の底に落とされた。
実際に、近所の子らと運動会ができるくらい広く明るい日本家屋から、雨戸も閉まった真っ暗なアパートで、両親を起こさないようにそっとドアを開けて小学校に通うような生活に一変したのである。
祖母に会いたくて会いたくてたまらない。何度も家出を試みる。数枚の小銭を手に握り、京王線の線路を延々と歩いてはよく捕まった。この線路の先には島根県があると信じて疑わなかった。そうではない、かなり遠いのだと知った小3のわたしは、同じ時間に月をみる『秘密の月見』を祖母に提案した。
「毎週月曜日、夜の8時に3分間月を見ようね。そしたら『同じ月を、今ばあちゃんも見てるんだな〜』って思ってうれしくなるでしょう。ぜったいぜったい見てね。忘れないでね」と手紙を書いた。過去どんなに惚れ込んだ恋人よりも、あの時の「恋しい」には敵わない気がする。
とか言いながら、月見の秘密は3,4回実行しただけで、あとはすっかり忘れてしまった。小学生なんてそんなものだろう。祖母は月曜8時に月を見ていたのだろうか。本当に、同じ瞬間に、遥か遠くの距離を越え、わたしたちはいっしょに月見をできたのだろうか。こうして月を目にするとたまに思い出す。そしてもっとたまに、あの時「動物園があっても東京には行かない」と言っていたら、わたしはずっと島根で幸せに暮らせていたのだろうか、そんなことも考える。
2025.9.11
同級生らと最終回会だったのだが、今日は初の「最終回なのに寝た」友人がいた。我々はごくたまに一緒にドラマや映画を見ながら寝てしまうこともあるのだけど、さすがに最終回寝オチは過去になかった。記念日に設定。
近所に美容皮膚科ができたので、試しに3万超えの施術(エステみたいなやつ)を受けてみたのだけど、変化が1ミリもわからない。しかもたるみ改善にボトックスを薦められたと彼女らに告げると、「待って! 詳しい人(Aさん)がいるから聞いてみる!」とLINEをし始め、未知のAさんから(友人経由で)真摯かつ必死に矢継ぎ早に質問攻めにあった。
アレにはコレ、ソレにはコレ……この場合はソレで……と、赤の他人の私にとてもご熱心でとにかくやたら詳しく教えてくれるのだけど、(そもそも内科医である)多すぎてもう何が何だかわからない。しかも、やりとりしてる間に「この病院!?」とわたしが行った皮膚科まで突き止めていた。結論だけ覚えている。美容皮膚科は(顔の)デザインセンスが良いところを選ぶべし、とのこと。
顔も洗わない、化粧も落とさないわたしが、電車に乗ってわざわざ皮膚科に行くはずがないのだが、「近所にできたのでちょっと好奇心で行ってみただけでして……」とはとても言えない雰囲気だったので「わかった」と言っておいた。
2025.9.12
冷凍したご飯がもう1パック残っているかどうかを仕事場で思い出せなくて難儀した。もしも残っていたらスーパーいなげやで何か買って帰って軽く作るけど、残ってなかったら「すき家」で鬼おろし定食を食べたいのだ。どうしても知りたい! どうにかして知る方法はないものか!!!!!!!? スマホで家の電気もエアコンも操作できるご時世、なぜ冷凍ご飯の確認ができないんだ。その機能をつけてくれ。
桜上水近郊では絶滅したと思われていたパクチーがあった。久しぶりなので何の材料にするか考えることもなくつい買ってしまったが、家に冷凍ご飯はなかった。どうすんだよ、パクチー……。