11月13日 油絵茶屋と製麺機
浅草寺でやっていた
油絵茶屋再現へ。チラシがすごく好みのつくり。インクの匂いがプーんとしそうな印刷もいい。あまりにも気に入ったので自分ちの襖に張ろうと思ったら、緊張しすぎて破いてしまった。
ミキジ君の「つちのこの手配書」を貼った。
F/T最終日のこの日、ジェローム・ベル演出の『The Show Must Go On』も観に行った。ちょっとびっくりするくらいつまらなくてよく寝た。ニューヨーク版ではなにやら賞を獲ったそうだ。私だけがダンスを理解する脳みそを持ち合わせていないのかもしれない。どちらかというと、一見ド下手そうに見える狂ったダンスが好きなんだった。そうなんだった。
そのあと、
玉置さんちにラーメンを食べに行った。「
俺の製麺機は力強いんだぜ!」とデイリーポータルの記事で自慢していたアレだ。
食べる分量を製麺機でひねり出す。スープも自分で味を調整するのだが、これがまた私の調整スープが信じられないほど美味にできてしまった。とゆーかできすぎました。どうしよう。で、この有頂天ぶりを出しつくした表情がこれ。
ツイッターであげたら、めちゃくちゃみんなにムカつかれました。ムカつかれることは大好きなので、これはツイッターアイコンにした。どーだ!どーよ!どーなのこれ。
玉置さんちのご息女はツンデレ極まりない2歳超児で、私は彼女に好かれるためにあの手この手であらゆる手段を用いるのだがことごとく失敗に終わる。だが、最後の最後で「明日また来てねーーー!」と別れを惜しんで大泣きされたので大満足だ。ツンデレの技、ここに学ぶ。
しかし私はまた、対大人には嫌われてナンボで生きているくせに、なぜこんなにも幼児の機嫌をとっているのか自分でも理解に苦しむ。むむー。
11月19日 鷲子山上神(夜祭り)
栃木の山奥でひっそりと、厳かに行われる儀式に参列。
電車も、タクシーの運転手さんも、立ち寄った奇妙な店も、そこにいた娘2人(食堂の中で柿と靴の中敷きを売りつけられる)もすべて、民話の中に迷い込んだような不思議な錯覚に陥る、妙な時間だった。あれ、夢かなあ。
鷲子山上神(夜祭り) - a set on Flickr
11月20日 こけしとか
白黒こけしは、私の本棚にとても良く似合うと思った。
グレン・グールド鑑賞後、生まれてはじめてこけしを購入。そして浅生ハルミン作のこけしを入札をしてみる(どうやら他者が落札したとのうわさ)。「
スマートなこけし展」キュレイター
DJぷりぷりくん(
浅草橋天才算数塾)が、差し出すようにして頭のてっぺんをなでさせてくれたのがうれしかった。
NNNNYの
コケインは群を抜いていたし、ズレ感が斗出していたし、そもそもコカインみたいだし。あとリゲインにも似てる。精がつくこけし。しかも押せる。印鑑登録もできる。すげー。
寺井さんとこ(
P.IC.S.)の
SEIKEI 3D PROJECTION MAPPINを観るために、吉祥寺に移動。ネットでいろいろみてるけど、実際には初めて観たのでワクワク感すごい。テトリスがよかったー。私はなぜテトリスがド下手なくせしてあの音だけでも血が騒ぎますか?
11月23日 瓢楽器の会で合奏
いぬんこさん主催の
瓢楽器の会に行った。まずは先生の演奏を聞き、瓢箪を選び、キリなどで穴をあけ、さあ吹いてみましょう、という流れだった。吹ける人もいたし、スースーと寝息のような音だけを延々とさせてる人もいた。その後、グループ(テーブル)ごとにビミョーにソロ演奏ありの合奏を行ってぶっつけ本番で披露した。みんな初めてのことだ。音階はないし、どちらかというとド下手なのだが、吹ける人も寝息の人も鼻息の人も、みんなで合奏した。何年ぶりだろう、合奏。中学の時「もうアソビはマネだけでいいから」と言われた私もこうしてりっぱに合奏をしています、先生、宮坂先生。