ぼくどこからきたの?
そういえばこの前も、私が唯一触れない昆虫カマキリに遭遇したんだった。触れないけど、構造も生態も好きなタイプ。言葉が通じるなら告白しちゃいたいタイプ。夜の夢の島、そのカマキリは見たこともない素早さで(それまで私はすっかりカマキリは動きがトロいと思い込んでいたのですが・・・)一緒にいた人の肩から背中にかけて猛スピードで移動して飛んでいきました。なんだったんだろアレ・・夢かな?
月に化かされてるような妙な気分の夜に、私はよくカマキリに遭遇する(
闇アルキ。月アソビ参照)。え。カマキリって、私にとってちょっと特別な存在ってことなのかな。不思議の国のアリスでいうところの白ウサギ、その役目をカマキリが果たしてるということか。闇世界への案内人ーーー!?えっーーーー!?やってる最中、メスがオスを食べちゃうというアレーー?そんなのムリーー!(混乱中)
とゆーかそうそう、あの夜は確かに謎も多かった。公演中、コウモリが大量にナニゴトかーーナニゴトかーーーとパニック気味に飛び交っていたのも化かされっぽい。コウモリたちの登場は、演出のひとつのようで、あるいは演出だったのかもしれないし、わたしが演出家だったらすかさず「ああアレね、紛うかたなく正真正銘の演出です」と言うと思う。自信満々で。
彼らを挑発するなんらかの音を流していたようにも聞こえたし、せわしなく飛び交う彼らが浮かびあがるようにライトアップされているようにも見えた。あるいはただ、夢の島の緊急事態に慌てふためいていただけかもしれない。でも仕込じゃなければ奇跡だなー。どちらにしてもすべて放射能のせい。あいつらのせいだな。帰りのもんじゃ屋で、シャーベットが小さかったのもまるごとぜんぶ。うん。