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2011/10/01
[#]どちらかというと天国よりもこの世の果てが見てみたい。この世の果てを目の前にして高笑いしたい。


でけーなーオイ!

ちょっと前、こんなつぶやきをした。

気になる昆虫を目にすると、私はもれなく「ぼくどこからきたの?」って思う。これは、私が都会に戻ってきてからというもの、きっかりと習慣になってしまった。

「ザ・子育て」と言ってもいい約12年間を、私は埼玉のド田舎で過ごした。虫は探せば必ずいた。息子のオンや、その友だちらと昆虫図鑑を覗きこんで「おしっ、今日はこの虫を探しに行こう!」などと決めれば、日が沈むまでにはほとんど見つけだすことができた。子どもらの監視と称し、ヤンキーのように道路にしゃがみこんでご近所さん連中と与太話をしている私の脚を、わらわらとアリやクモが這っていくこともあった。(糖分摂取が過剰だったからだろうか、私は異様に昆虫にまとわりつかれた)虫ケラのジャマをしないように、なぜか声までひそめてじっとしていたのを思い出す。ホラホラ見てー、私、こんなに虫に好かれるんだよ、すごいでしょー!と、息子たちの気を引くことに、まったく余念がなかった。

子どもたちに聞かれた時に平然と答えるために、難解な虫の名前も次々に(しかもググらずに!)覚えていったのも今思えば実にばかばかしい行為だっだと思う。何を食べるか、どこにいるのか、畑か、田んぼか、草むらか土の中か小川か軒先かあるいは人体か。あのとき、一生分の脳細胞を使い果たしたような気がする。しかもぜんぜん覚えてないし!そうだ、私の今の著しい記憶力低下の原因って、オンに質問されなくなったからじゃないのー?ゲシュタルトをゲシュカルトと言っちゃうのも、みんなオンのせい。そうにちがいない。グググーーーオンめーーー。

オンはいつから私に質問をしなくなったんだろう。いつから?いつから私に聞く前に、自ら辞書や図鑑やiPadを開くようになったんですかね?そんなのずるい!許可もなしに!パスワード教えたおぼえ、ないしっ!

アメンボたちがヒャッホーってしてたとこ

とゆーか、あのキラキラの日々の虫ケラたちに、私は「ぼくどこからきたの?」と問いかけることは一度もなかった、ということが言いたいんです。文字通り羽をのばし、縦横無尽に飛び交っている(ようにみえる)彼らに、そんな愚問をする発想はまるっきりなかったと。でも今、いつなんどきも、朝起きれば顔を出してくるウチんちのハエトリグモ(通称イクコ)に、ビルの谷間のアメンボに、駐車場のカナブンに、死ぬ寸前まで異性に色目を使うセミたちに、姿を見せない三丁目の秋の虫に、いきなり口の中に飛び込んできたショウジョウバエに(つい飲み込んでゴメン!)、息を殺して見張っていると、排水溝からゴキブリのように顔を出した正真正銘のゴキブリにでさえ私は思うのです。
「ぼくーぼくぼく、ねえぼくどこからきたの?」
よくきたねー。

で、みなさんご存じのように、私は後天的なバカではありますが生粋の馬鹿ではありませんから、この問いかけがいかに人間の身勝手な思い込みから成り立っているかということはようくわかってるつもりです。だけど、それでも、どーしても思ってしまう。むしろ思いたいし、あえて思う。今こうして都会で私が彼らに問いかけるのと同じように、田舎では虫たちに、歓迎されるでもなく、かといって敬遠されるでも攻撃されるでもなく「キミらどっからきたのー?どこ中ー?」と囃したてられているような、いつもそんな気分だったから、せめて、と思う。

キラキラの日々の産物がコレ

で、なんでこんなバカみたいなセリフ「ぼくどこからきたの?」がフイにでてしまうかというと、これはべつに、ちょっと頭の足りない女を演じているわけでも虫さんたちにやさしく語りかけるイカれ女を演じてるわけでもなく、ただ単にフザけているんですね。誰にもわからないのに、誰にともなく虫に話しかけることにテレてみる、ふざけてる、好きな女子に「ぶぁーか!」と言ってしまう小学生男子、そんなイメージです。ぜんぜんちがいます。えーとね、人生初の衝撃本がこの名タイトルだったから、これは私にとってはひどく身近でセンセーショナルでトラウマなセリフなんです。小4の時図書館で読んだ性教育本で、あまりにもショックすぎてコレはもう自分だけにとどめておいてはいけない、まじヤバいと思い、翌日友だち大勢ひきつれて図書館を再訪。大演説をかまして憂さ晴らしをしました。こういう性格、大人になってもたいして変わってないなあー。とゆーか変わらないもんなんだなーマジびっくりだよ。

ぼくどこからきたの?

そういえばこの前も、私が唯一触れない昆虫カマキリに遭遇したんだった。触れないけど、構造も生態も好きなタイプ。言葉が通じるなら告白しちゃいたいタイプ。夜の夢の島、そのカマキリは見たこともない素早さで(それまで私はすっかりカマキリは動きがトロいと思い込んでいたのですが・・・)一緒にいた人の肩から背中にかけて猛スピードで移動して飛んでいきました。なんだったんだろアレ・・夢かな?

幻のようなカマキリのあと、夢の島ではロメロ・カステルッチ氏の「わたしという現象」、飴屋法水氏の「じめん」を観賞。これもまたマボロシっぽい印象を残す作品だった。

月に化かされてるような妙な気分の夜に、私はよくカマキリに遭遇する(闇アルキ。月アソビ参照)。え。カマキリって、私にとってちょっと特別な存在ってことなのかな。不思議の国のアリスでいうところの白ウサギ、その役目をカマキリが果たしてるということか。闇世界への案内人ーーー!?えっーーーー!?やってる最中、メスがオスを食べちゃうというアレーー?そんなのムリーー!(混乱中)

とゆーかそうそう、あの夜は確かに謎も多かった。公演中、コウモリが大量にナニゴトかーーナニゴトかーーーとパニック気味に飛び交っていたのも化かされっぽい。コウモリたちの登場は、演出のひとつのようで、あるいは演出だったのかもしれないし、わたしが演出家だったらすかさず「ああアレね、紛うかたなく正真正銘の演出です」と言うと思う。自信満々で。
彼らを挑発するなんらかの音を流していたようにも聞こえたし、せわしなく飛び交う彼らが浮かびあがるようにライトアップされているようにも見えた。あるいはただ、夢の島の緊急事態に慌てふためいていただけかもしれない。でも仕込じゃなければ奇跡だなー。どちらにしてもすべて放射能のせい。あいつらのせいだな。帰りのもんじゃ屋で、シャーベットが小さかったのもまるごとぜんぶ。うん。



#10/01/2011 01:39:00 午前 このエントリーをはてなブックマークに追加

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