満天の星空の下、オーロラを目撃した時、宇宙に行って地球を見下ろした時など、「ああ人間ってなんてちっぽけなんだ」と思うらしいです。
とまあ一般的にはそのように思うようで、とにかく下界に起こった些細なことが、てんでバカらしくなるそうなんです。
らしいというのは、私の場合は特例でして、満天の星空を見たときには星に気を取られてそんなヒマはなかったし、オーロラを見た時(テレビで)はよくわかりませんでした。そういえば宇宙にも脳内で行ったことがありますがあれはただただ宇宙でした。 こんな私ですから、大自然は相手に出来ないわけです。そこでストリーカーです。
ちっちゃなことで悲しんだり怒ったり気にしたりすることがあったら、一度彼女たちを思い出してみてください。このさいなんだってもうどうでもよくなります。私はこうしてことあるごとに彼女たちを思い出し、どうでもいいことにしています。そうやって生きてきたわけです。私の血と肉の数パーセントはストリーカーでできている。
肝に銘じてください。したことないけど。それも肝に銘じておいてください。
話は戻りますけども、アリを見るでしょう。やつらは小さいでしょう。だからといって、あいつらつまんねーなとは思わないですよね。忙しそうだし、充実してるようにも見える。なんなんでしょうねあれは。でもたしかに一匹踏みつぶしてしまったくらいでは眠れなくなるくらいの懺悔の気持ちなど起こりませんから宇宙ってそういうことなんでしょうか。
まあいいか、どうだって……。