弟の彼女が、弟の部屋から顔面パックをしたままリビングに出てきたんですけど、あれはやっぱりウケようと思っていたのかな……だったら悪いことをしたな……と後悔しきりの土屋遊です。みなさん、パックってますかーーー!? わたしは生まれて一度もやったことないんですけどアレって効果あるんでしょうか。どうでもいいでしょうか。
今日はべつに書くこともないので、わたしが初めてオフ会らしきものをしたときの様子を転載してお茶をグチャグチャに濁したいと思います。案外遅く、2000年のことでした。
そーっれ!
コレステロール伊藤宅で、オフ会らしきものをやったときのこと。
あみにょんとは初対面。
神田ぱんのことを「上品な人」と書いた彼女がいったいどんな人物なのか、どんな食いもんを食って生きているのか視力はどうなんだ日本語喋れるのか、と、興味は尽きなかったのだが彼女はやっぱりロシア人でしかもかわいかった。
ずいぶんと謙虚なロシア人で、どう見てもCかDのバストを「AとBの中間」と言い張り、途中参加の友人のピロリに
「どうみつくろってもCはあるっしょ?」
と100回くらいセクハラを受けていた。
納得できないピロリはコレステロールに
「触って確かめてくれよ」
ととにかくしつこい。
そのたびに聞いてもいないのに神田ぱんが
「私はFだ」
と言っていたがもちろん誰も聞いてはいなかった。
ちょうど包茎の話で
「青から紫のグラデーションがどうのこうの……」
と私が力説してる最中、突如コレステロール伊藤ママが台所の窓から現れた。彼女には学生の頃さんざん怒られた過去があるのでちょいビビるがすぐ帰ってしまった。が、また包茎の話をしているときに彼女はケーキを持って再び登場。本格的にビビる。ただただ包茎の話が聞きたかったのかもしれないな、と今気付いたんだけど。
寿司の段階で元ダンナが来る。
例のごとく、トナカイは本当に飛ぶ、UFOを見た、宇宙っていったいどーなってんだと言い出してみんなでバカにしていたら神田ぱんが何か催眠術にひっかかったのか急にヤツの味方につきだした。元ダンナは生まれてはじめての展開にうれしくてうれしくて仕方ない様子でひどく満足げだ。しゃくにさわる。でも神田ぱんはかけ算ができないので仕方ないなと思った。
これってオフ会なのではないかと言うことになって、みんなで名札をつけようとか、コレステロールと私の母校にきもだめしをしに行こうとか、何も実行しないままダラダラと過ごした15時間。
「そろそろおいとましましょうか」
などと思ってもいないのに3回くらい言っていた神田ぱんがけっきょく一番最後まで残っていた。まあコレステロールとは姉妹みたいだし、煙草もおごってくれたし、待ち合わせのお茶代はバックれられたし、かけ算ができないので仕方ないなと思った。
そしてあみにょんを送った帰り、ピロリはまだ
「あれはぜったいAじゃないぜ」
としつこく言っていたが、一番ヤらしいのは、あみにょんがいなくなってから
「ぜったいちがうよな」
と断言した元ダンナのほうだと思う。
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