庭先にそびえる一本桜が大好きなんですが、今日は自由が丘で理想的なしだれ桜かつステキすぎるお家に遭遇。しばしあんぐりと口をあけたまま見とれました。
あとは松涛にあるお宅。家の中庭に大木の桜があって、あれ、あれも見事ですが、迷子中に見かけたので、今行けと言われてもいけない。
自由が丘の素晴らしいお宅
ところでみなさん、小学校の朝礼の話で覚えてることってありますか?
あるとしたら、急に鼻血を出してぶっ倒れた友だちとか、朝食を食べずに登校して貧血でぶっ倒れた友だちとか、せいぜいぶっ倒れの印象くらいですよね。
わたしはまあほとんどと言ってもいいくらい遅刻していましたし、そのうえ先生と最前列の全校生の間を悠然と歩いて自分の列(しかも後方)に行ったうえに人の話なんて聞きゃあしないもんだからほとんど覚えていないんです。
ちなみにこの朝礼最前列事件は、何度注意されても言うことを聞かないもんだから、オカンにチクられてのちに半殺しのメに合いました。
えーと朝礼の話でしたね。
わたしはただふたつだけ。
校長先生が「えらい人ではなくて立派な人になりましょう」って言っていたこと、あと、すでにご高齢であられた大塚先生が行進(子供たちの歌声)に合わせて「サル!ゴリラチンパンジー!」って歌っていたことです。
そのときのわたしは、「えらい人と立派な人のどこがちがうんだろ?」と思っていましたが、なぜそのコトバがひっかかったのか、甚だナゾです。そして今は、そのちがいについてハッキリと、分別ゴミのように分けることができる。
スキかそうではないか、のちがいでもあるんですね。
だってえらい人なんて、なりたくもなけりゃキョーミの欠片もない。どっちかっていえば毛嫌いしちゃうようなシャラくせえ人ばっかしなんだもの。
そして大塚先生、彼女はまちがいなくご立派な人でした。
万が一、ハチの読者に教師の方がいらっしゃいましたら、
ボギー大佐の行進曲のときに「サル……」と歌うといいです。
もれなくわたしに「立派な人」として仕分けられますから。
そう、わたしはこれからも、立派な必殺仕分け人として生きていく所存なのです。歩きながらココロの中で「サル!ゴリラチンパンジー!」と歌いながらね。
天国にいる大塚先生! アナタのあの歌声は、いまだにわたしの中に生きていますよーーーーっ!