頭部を打撲して、いきなり頭が悪くなる人はいるのに、急激によくなる人がいないのはどうしてか? という難問にブチ当たって悩ましい土屋遊です。艶かしかったらよかったんですけど、頭でも打てばいいのかな。
以前掲載しましたが、何度読んでもおかしくてたまらない
『ゴレンジャー』全怪人死因リスト。
みなさんにもその死因のマヌケっぷりを共感していただきたく、再掲載いたします。
『ゴレンジャー』全怪人死因リスト
私はゴレンジャーの大ファンで毎回見ていたはずなんですが、こんなにおもしろいものだとは……。
一部抜粋
・茹でて食べたら爆死した
・懐かしのマイホームが嬉しかったらしい
・本部に電話した
・猫扱いされたのがよほど嫌だったらしい
・直撃手鞠が頭にくっついて取れなくなり爆死
・観音菩薩をキャッチした
・入れ歯はもう結構だったらしい
・チャンネルを回され「おわり」と表示された
・顔が削れて痛かった
・ヤカンの湯が沸いて熱かったらしい
・ピアニストと称した人形にメチャクチャに弾かれた
・蝶が顔に張り付いた
・モグラを踏んだ
・すっぽんに噛み付かれた
・なつかしの海を思い出した
・扇風機によって逆回転させられた
・冬眠がいやだったらしい
・ピアニストと称した人形にめちゃくちゃに弾かれた
・空気入れで空気を入れられすぎた
・猫扱いされたのがよほど嫌だったらしい
・カシオペアというか、Wの文字が苦手らしい
毎日の告知:ふし日記
……というか、本題はココからです!
日々宣伝活動に余念がない「ふし日記」ですが、とうとうご予約者数に達しまして、在庫があまりに余っております。
ここで、大変遺憾ではありますが、「ふし日記2」のために書いた一部を掲載いたします(もちろん未掲載分)。まーそのうち消すかもしれません。とにかくご購入の参考にしていただければ幸いです。
つーか在庫、手元に置きたくないの! イカタコ本とはちがうの! 買って!
両手に乗るほど小さかった息子が、わたしの背丈をゆうに超てしまったことは当然のことのようでいて、とてつもない超常現象のように感じることさえある。彼を思うとき、わたしはいつも切ない思いで胸がはりさけそうになる。見上げる息子の心はまだ、この両手に収まるくらい小さくか弱い真綿のように思えてしかたない。
昔から彼は、同じように飄々としているだけなのに、ただ、じぶんに対する卑屈な思いがそうさせてしまうのかもしれない。
単なる親の甘さなのか。大切な時期に、全身全霊で彼のためだけに生きなかった後悔の感情なのか。わたしが『死』を選択したとき、彼が躊躇を促す存在にならなかったことへのうしろめたさなのか。
あるいは、そのすべて。
背徳を感じる唯一の対象が、じぶんの息子だというこの惨禍がカタストロフィをまねくことはなんとしても回避しなければならない。
ある日突然、ポイッと塵箱に投げ捨てられたドブネズミのような母子でも、防災頭巾をかぶり、しっかりと繋いだ手をけして離さずに身を守ることくらいは許されてもいいだろう。
息子がその手を自ら離すとき、足腰が立たず、動けなくなった母を置いて『かなしみ』という災害から逃げるとき、わたしはようやく背徳から解放される。
あ、あと、ご購入いただいた方は、酷評でも結構ですのでTwitterなどでご感想いただければ大変うれしく思います。
何卒よろしくお願いいたします。
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