【の】の
背後に新生児がいてギャン泣きしてるとこ、注目です。ドラマがあるなあ……。
野良猫、野良犬のことを書こうと思っていた。
それから、ぼんやりと、野良人ってあるのかなーあるんだろーなー、野良人になりたいな〜と、続けるつもりだった。
ところが、よせばいいのに『野良人』で検索してしまい、画像検索に「なに?」と思われる画像が出てきたので思わずクリックしてしまった。
野良人 - Google 検索
このザマである。しばらくうなだれた。
このスカした画像と同じことを、一瞬でも考えてしまった自分が腹立たしく、さっきまでの陳腐な意気込みを晒してしまえと思った次第である。
そこで一気に萎えてしまい、やけっぱちにもなった。
もうこうなったら『の』そのものに焦点を当ててみようという気になり、じーっと凝視していたら、
こいつ、フザけてやがんな?
という気持ちがふつふつと湧いてでた。
フザけてないのにフザけてるものがとてもすきなのだけれど、見れば見るほど『の』という字はふざけてるようにしか見えなくなってきた。
もしかしてわたしをおちょくってるんじゃないかとそんな疑心暗鬼にかられる。
どう考えてみてもフザけてないのにフザけてると思わせるようなやる気のなさ加減。
『し』ならとことんやる気がないととれるし、『ぬ』であれば「ちょっとふざけてまーす、自分」というチャラい感じにもなる。『ね』なんか完全にかわいこぶってますからお話になりませんね。
中途ハンパなのだ。やることが。いさぎよくないのだ、字の持つパワーが。
なにしろ、ラクしてんのに、ちょっとウケるというのが実にくやしい。
なに言ってんの? って思ったら、1分くらい『の』を見続けてみてください。
の
あ。こいつ、なんかフザけてる!
って思ったら、あなたの勝ちです。そして、負けでもあります。
つまり、わたしにはどうでもいいことです。
おやすみなさい。
の、気に入った。
本日の紹介ブック
もちろん読んでません。
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本日のTwitterネタ、あげときます。