おい、梅雨どした、と言いたくなるほどの陽気が続いていましたが、こう書いてるうちに雲行きが怪しくなってきました。でも降らないのかな。どうでもいいけど。
集中豪雨は昔からあった気がしますが、ゲリラ豪雨と呼ばれるようになったのは、ほんの最近のことではないでしょうか。これ、流行語大賞にでもなればよかったのに。なったのかな。(ググりません)
ゲリラはどうでもよくて、わたしは豪雨が好きです。
濡れるか濡れないかの、気持ちのいいようなあっさりした雨もきらいじゃないけど、豪雨は日常ではない感じが好きなんですね。非・日常。だってコーフンするでしょう。
強風と伴う場合には風に気を取られそれどころではなくなるんですけども、直線的にビシバシ降ってくる雨は、気持ちのいいものです。そして足元には激流が。もうこうなったらヤケクソですね。ヤケクソがね、好きなんです。
そんじょそこらの雨では、滅多にカサを差さないのですが、豪雨ともなればさすがに差します。
その時、1000円以内で購入した安価なカサでも、骨の部分が必死にがんばってるところが見られるのも豪雨ならでは。
「す、すごい! こんな雨なのにあたし濡れてない!」
とやたらコーフンするのです。
あるときなど、強風とともに矢のような雨が窓にブチ当たってきて、
「ああ、これがコンパスでなくてよかったな……」
「そうだ、この豪雨に立ち向かってみよう!」
などと思いたち、窓を開けて、一瞬のうちに寝室のベッドがびしょ濡れになったこともありました。それほど豪雨が好きなんです。まあ台風にワクワクする人って少なくないといいますから、そのテの類なんでしょう。
去年のみたま祭ではいきなりの豪雨にみまわれ、わざわざ雨どいのところに行ってがんばってきました。(主にカサが)
撮影者がヘタレだったのでほんの数秒ですが、Youtubeにあげておいたので一瞬ご覧ください。
豪雨だいすきーなんて言うと、被害にあった方々には大変失礼な話ですけども、ハッキシ言ってウチだって何度か被害にあいまして、近所の寺に2回ほど避難、数日間宿泊しましたし(あれはコーフンしたなあ……)、一階はすべて泥にヤられて畳をあげたりなんだりで、大変な思いをしました。
うちから坂を下ると、神田川があります。昔はよく台風の度に氾濫していましたから、友人んちの駐車場には手こぎボートが置いてありました。とにかくあれがうらやましかった。
近所の総合病院では地下があったので、台風一過にはそこらじゅうに注射器が落ちていた、なんていうのもいい思い出です。
そういえば、台風に立ち向かいながら、おじけづいた臨時休業の店を探した記事を書いたことがあります。過ぎ去ったあとの無残なカサ探しも楽しかったです。
深夜、カサ回収の車も発見してその立ち回りの機敏さに驚愕しました。あれはね、もーね、カサ回収のマジプロですよ。
あーーほんとうに台風・豪雨って、エンターテイメントだと思いますね、わたしは。
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